「万博とは一体何?」「万博とは何年ごとに開催されるの?」このような疑問を持ったことはありませんか?
万博とは、わかりやすく簡単に言うと『国際的な大型展示会』です。
つまり万博とは、科学技術や文化の進歩を会場で体験できる大規模な事業で、世界各国が自国の技術や文化を展示する場なんですね。
この記事では、万博について、更にわかりやすく簡単に解説していきます。
また、万博とは何年ごとに開催されているのかや、日本で開催された過去の万博についてもご紹介しますね!
万博とは?わかりやすく簡単に解説
万博とは何かを、更にわかりやすく簡単に解説していきますね。
万博とは、世界各国の政府や企業が、自国の技術、文化、交流を展示し、国際的な会場で共有する会議です。
万博の目的
万博の目的は、世界中の最新技術や革新的なアイデアを披露する場として開催されます。
各国は自国の科学技術の進歩を展示し、新たな発見や発明を紹介することで、世界的な発展に貢献します。
また、異なる文化を持つ国々が一堂に会して、伝統や価値観を共有することで、国際交流を深める役割も果たしています。
さらに、環境問題や持続可能な社会の実現に向けた取り組みが議論され、人類の未来に関する重要な情報が発信される場ともなっているんですよ。
万博主催国はどうやって決まるの?
万博の主催国がどうやって決まるのかも、わかりやすく簡単に解説しますね。
万博は、国際博覧会を統括する組織のBIE(博覧会国際事務局) による選考プロセスを経て決まります。
まず、万博の主催国を希望する国は、BIE(博覧会国際事務局)へ、正式に申請を行います。
その際、開催計画を詳細にまとめた提案書を提出して、万博のテーマや開催目的、会場の準備状況、インフラ整備計画などを明確に示す必要があります。
そして、BIE(博覧会国際事務局)が各国の提案内容を精査し、経済状況、会場の適性、テーマの独自性などを評価していきます。
その上で、加盟国による投票が行われ、最も支持を得た国が万博の開催国として決定されるのです。
このプロセスによって、万博の主催国を公平に決めることが出来るのですね。
万博は何年ごとに開催?
万博は何年ごとに開催されているのでしょう?
万博は標準として5年ごとに開催されます。
ただし、各国が主催するため、開催間隔が変わることもあります。
また、大規模な「主体万博」の間に、小規模の「特別万博」が開催されることもあり、これは何年ごとに開催されるのでしょう。
「主体万博」と「特別万博」について、もう少しわかりやすく簡単に解説しますね。
主体万博(登録博)
主体万博 (登録博) とは世界規模の大規模な万博で、通常5年に1回開催されます。
これは、世界各国が最新の技術や文化、社会課題に対する取り組みを紹介する場であり、大規模なインフラ整備や国際的な協力が必要とされます。
1970年の大阪万博や2005年の愛・地球博がこのカテゴリに該当しました。
特別万博(認定博)
特別万博 (認定博) は、主体万博の合間に開催される中規模な万博で、通常2年に1回のペースで実施されることが多いです。
特定のテーマに焦点を当てることが特徴で、開催国の負担が主体万博よりも軽減されるため、多くの国が積極的に立候補しています。
日本で開催された過去の万博
日本では、これまでに2回の万博が開催されてきました。
大阪・関西万博 (2025年) は、日本で3回目の開催となる万博です。
大阪万博 (1970年)
まもなく大阪関西万博が開催されます。こちらは前回の大阪府吹田市で開催された万博で太陽の塔が見えます。
幼いごころにこの万博の凄い人であったこと記憶しております😊 pic.twitter.com/jTl94Ks9hg— やら さん (@fuse101010) March 16, 2025
1970年に開催された大阪万博は、アジア初かつ、日本で初めての大規模な国際博覧会で「人類の進歩と調和」をテーマに掲げられました。
なんと、史上最多 (当時) の6,400万人が入場し、大阪のシンボルともなった太陽の塔が誕生したことでも知られています。
また、1970年の大阪万博をきっかけに、回転寿司、缶コーヒー、ブルガリアヨーグルト、ファストフード、インスタント食品、レトルト食品、チーズ、ワインなどの食文化が広がりました。
愛地万博 (2005年)
愛・地球博のグローバル・ループ
全長約2.6km
標準幅約21mhttps://t.co/4i1SeDrFDg https://t.co/oePuL8JsU4 pic.twitter.com/YjSOCPDmE1— あおむらさき (@aomurasaki_ll) March 3, 2025
2005年に開催された愛知万博は、通称『愛・地球博』として親しまれ、「自然の叡智」をテーマに開催されました。
環境問題や持続可能な社会の重要性が発信され、未来志向の技術展示や、自然と共存するライフスタイルの提案が注目を集めた、世界の環境問題に注目した万博です。
また、公式キャラクターの『モリゾー』と『キッコロ』は、キャラクター商品の売り上げが閉幕までに800億円、2006年2月末までに1000億円に達するほど、イベント用のキャラクターとしては異例の売れ行きの人気を誇りました。
大阪・関西万博 (2025年)
㊗️🔵1 Month to Go!🔵㊗️
本日で #大阪関西万博 開幕まであと1か月となりました🎉🎊55年ぶりに大阪に万博が帰ってきます😆
ワクワク・ドキドキの体験はもうすぐです❣️「🎉」をコメントしてミャクミャクといっしょにお祝いしよう✨️👏#1MonthtoGo #EXPO2025 pic.twitter.com/sGXQFS2O3p
— Expo2025 大阪・関西万博 (@expo2025_japan) March 13, 2025
2025年には、日本で3度目となる万博、大阪・関西万博が大阪の夢洲で開催されます。
大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、最新の科学技術や健康・医療の発展を紹介することが目的とされています。
大阪・関西万博では、持続可能な未来社会の実現に向けた取り組みが提案される予定です。
特に、AIやロボット技術、バイオテクノロジーの活用、そして環境問題への対応など、最先端の技術が展示されることが期待されています。



まとめ
以上、『万博とは?わかりやすく簡単に解説!何年ごと?日本の過去の万博も紹介』としてご紹介しました。
万博とは、わかりやすく簡単に解説すると、世界各国が集まり、最先端の技術や文化を紹介する大規模な国際展示会です。
科学技術の進歩や環境問題への取り組みを共有し、人類の未来を考える場として重要な役割を果たしていることがわかりました。
万博は一般的に5年ごとに開催され、日本でも過去に大阪や愛知で開かれてきました。
次回、日本で開催される大阪・関西万博2025も、未来の社会や暮らしを体験できる貴重な機会となり、多くの注目を集めることを期待します。
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